今週は3歳のマイル王決定戦、
NHKマイルカップが行われます。
やはりこのレースの特徴と言えば、
荒れる事でしょう。
過去10年で68万馬券、123万馬券、
238万馬券と高額配当が飛び出しています。
昨年も29万馬券と波乱傾向。
二桁人気が突っ込んでくる確率が高いので、
思い切った穴馬狙いをしたいですね。
それでは、過去の傾向からNHKマイルカップを見ていきましょう。
人気順から見る過去傾向
☆1~3番人気は安定、二桁人気に警戒☆
過去10年の1番~3番人気の複勝率は
40~60%とそこまで良くはありませんが、
壊滅的といった感じでもありません。
中穴人気で見ると7~9番人気は過去10年で1頭しか
絡んでいません。
対して二桁人気は10番人気が2頭、
しかもどちらも1着。
そして、11番人気以降は勝利はないものの、
80頭中7頭も馬券に絡んでいます。
脚質から見る過去傾向
☆先行有利だが穴馬は差し・追い込みから☆
東京1600Mと差しが優勢なコースにみえますが、
先行と差しが同等くらいの成績ですね。
ペースは速くなると思いますが、
そのまま最後まで止まらず差しが届きにくい印象です。
ただ、穴馬は差し馬から多く出ています。
特に大穴は差しが圧倒的に多いですね。
今回も二桁人気の差し・追い込みには注目です。
前走から見る過去傾向
☆距離延長組の上位人気は軽視する必要ありか☆
5番人気以内の距離延長組は
過去10年で5頭中5頭馬券外の成績です。
今回も軽視してもいいかもしれないですね。
対して6番人気以降で馬券内に入った馬は
40頭中3頭とそこまで良い成績ではありませんが、
こちらの方が可能性はありそうです。
NHKマイルカップ(G1)コース解説
NHKマイルカップが行われるのは
東京1600M(芝)のコース。
スタートは向正面2コーナーの奥から。
スタートからすぐに下り坂になり、
加速がしやすいコースです。
初めの直線は長いので枠の有利不利は特に
気にする必要はないでしょう。
スタートから300M程すると3コーナー手前で
高低差1.5Mの坂が100M程続きますが、
ここではペースが緩む事はほぼありません。
坂を上ると再び下りになり、
3コーナーを下りながらの下り坂。
そして、3コーナー途中からは
緩い上り坂に変わります。
ここで若干ペースが緩くなる事が多いです。
この3、4コーナーで後方の馬は追い上げてこないと
差せなくなってしまうでしょう。
最後の直線は途中に高低差200Mの上り坂の後に
平坦な直線が300M程続いてゴール。
先行するにもかなりの力は入りますので、
信頼できるのは、先行の実力馬となりそうです。
人気サイドの先行馬+差し追い込みの穴馬の組み合わせで
決着する事が多いです。
人気サイドの差し馬は持続力があるタイプかどうかで選びたいですね。
NHKマイルカップ(G1)注目馬予想
今回の出走馬は以下の18頭
・アンコールプリュ
・カシアス
・カツジ
・ギベオン
・ケイアイノーテック
・ダノンスマッシュ
・タワーオブロンドン
・テトラドラクマ
・デルタバローズ
・パクスアメリカーナ
・ファストアプローチ
・プリモシーン
・フロンティア
・ミスターメロディ
・リョーノテソーロ
・ルーカス
・レッドヴェイロン
・ロックディスタウン
では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
NHKマイルカップの注目馬をあげていきましょう。
■タワーオブロンドン
デビューから6戦馬券を外していない安定感があります。
東京マイルは初めてですが、
前走は阪神の長い直線で素晴らしい
差し切りをしていましたので、
東京マイルも問題ないでしょう。
まだ得意な距離はわかりませんが、
前走、前々走を見ていても
マイルでも十分に通用すると感じています。
特に前走では出遅れからの強烈な差しで
他との違いを見せつけましたね。
軸でも問題はない気がします。
■テトラドラクマ
ムラがある成績ですが、東京マイルでは
2勝を上げています。
前走のクイーンカップでは
1000M57.8秒というハイペースな中
そのまま押し切って1着という相当な
能力がある馬です。
逃げが難しいコースではありますが、
この馬なら問題なく残ってきそうですね。
■カツジ
前走は後方から大外を回して
鮮やかな差し切りを魅せてくれました。
非常に強い内容の競馬でしたね。
マイルの適正は非常に高いと思います。
後ろから行き過ぎると今回は差し切れ無さそうですが、
前からでも勝つ事ができるので、
今回はどんな競馬をするかが楽しみです。
■ルーカス
マイル王モーリスの全弟ルーカス。
前走、前々走は掲示板を逃し人気を裏切る大敗でしたが、
マイルに変わり一変の可能性が期待できます。
今回は人気の落ちそうですし、
積極的に狙ってみたいと思います。
キレるタイプではないですが、
パワーはあると思うので、
前目で押していけば勝機はあるでしょう。
■レッドヴェイロン
前走では出負けして厳しい流れの中、
後半もしっかりと伸びて来れました。
基礎スピードの能力が高いのは、
このレースでは高ポイントですし、
出負けさえしなければ馬券内に入ってきてもおかしくありません。
兄のクラレントもこのレースで穴を開けてきていますので、
ぜひ好走を期待したいですね。
やはり今年も予想が難解なメンバーとなりました。
今年は先行、差しどちらに軍配が上がるのでしょうか。
中盤の展開に注目ですね。
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