【超良血馬】アランカールの次走はどこへ向かう?血統や陣営の特徴から考察してみた!

今回は、無傷の2連勝中「アランカール」の次走について考察します。

新馬戦→野路菊Sと強い内容で勝利し、その名を競馬界に知らしめた同馬。

今後の動向も気になるところなので、ガチ競馬がアランカールの次走情報をお届けします!

執筆者:川田 正和
競馬歴30年以上。大学在学中よりデータ分析を用いた競馬研究を開始し、卒業後はスポーツ紙や専門誌への寄稿を多数行う。過去に予想屋としても活動していて、重賞を含む数多くのレースで万馬券を当ててきた。これら経験と知識をもとに、競馬に関する有益な情報発信、そして競馬予想サイトの健全性を見極める専門家として活動を展開している。

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アランカールの基本情報

アランカール

馬名 アランカール(牝2)
生年月日 2023年2月17日
エピファネイア
シンハライト
母父 ディープインパクト
近親馬 セブンサミット
調教師 斉藤崇史(栗東)
馬主 キャロットファーム
生産者 ノーザンファーム
戦績 2戦2勝
獲得賞金 2,364万円

アランカールは、オークス馬シンハライトの5番仔に当たる良血馬。

ウォッカやブエナビスタのように「母が走りすぎると産駒が走らない」という特徴がある中、母シンハライトは3歳秋に屈腱炎を発症し引退しています。

競走馬としては残念な結果でしたが、繁殖牝馬としてはかなり優秀です。

同じキャロットFで、アランカールの父であるエピファネイアやサートゥルナーリアといった名馬を産んだシーザリオを彷彿とさせますね。

そんな期待せざるを得ない血統の本馬ですが、現在無傷の2戦2勝。

しかも、インパクトのある勝ち方だったため、一気に注目度がアップしました!

アランカールの次走情報は?

アランカールの次走は「阪神JF(G1)」が最有力です。

同条件の野路菊Sを上がり最速33.3を制したことを踏まえると、阪神JFはピッタリの条件。

阪神千六の上がり33.3というタイムは、昨年の2歳女王アスコリピチェーノよりも0.4秒も速いタイムです。

野路菊S→阪神JFというローテは比較的珍しいですが、当日は人気を集めるでしょう。

大きなトラブルがなければ「阪神JF→(チューリップ賞)→桜花賞」というローテになるはず。

来年の牝馬クラシック戦線の主役候補の1頭なので、今後が非常に楽しみですね!

なんJなどの掲示板での評価・次走の予想は?

アランカールの次走について、競馬ファンからはどのような声が上がっているのか。

2ちゃんねるや、netkeibaの掲示板での書き込みを見ていきます。

春2冠制覇すら予感させるくらい強い勝ち方やね。お母さんの忘れ物を取れそうだな。

POG指名したけどまじ強いな
クラシック期待

1頭だけ別次元の競馬だね
暮れのG1も楽しみしかない

あの競馬見る限り距離延長も問題なし。
大器やろうな、楽しみだわ。

本番前に多頭数経験しときたいけど直行かな

スタートの出が悪いのは改善してほしいな。

本当に怪我なくこの先も走り続けて欲しい

あの瞬発力だから怪我だけが敵だよね。

多くの競馬ファンが、アランカールの末脚に惚れ込んでいる様子です。

そんな中で、不安視されている点は以下の3つ。

  • スタートの出が悪い
  • 多頭数を経験していない
  • 母のように脚元に不安がないか

追込馬なのでスタートは多少遅れてもカバーできますが、10頭以上の多頭数を経験していないのは確かに心配。

内枠に入って道中揉まれたり、反対に大外をぶん回す展開になると力を発揮できない可能性も。

また、母のシンハライトがケガで引退しているため、本馬も脚元に不安は残ります。

爆発的なエンジンを積んでいるだけに、慎重に育成していってほしいですね。

アランカールの血統から考えるレース適性

まずは、アランカールの血統表を見てみましょう。

アランカールの血統表

誰もが知っている名馬ばかりの血が流れている、超良血馬。

母のシンハライトは初の2,400mでオークスを制しており、距離延長も問題なさそうです。

父エピファネイアも菊花賞を制しており、産駒も中〜長距離で結果を残しています。

それを踏まえると、アランカールの適性距離は1,600m〜2,400mくらい。

母が2着と惜敗した桜花賞はもちろん、オークスでの親子制覇にも期待できますね!

アランカールの馬主・調教師から考える今後の展望

アランカールの陣営

アランカールの馬主は「キャロットファーム」。(画像右)

父エピファネイアを始め、数え切れないほどのG1馬を輩出しています。

管理するのは、斉藤崇史調教師。(画像左)

斉藤厩舎といえばサンデーRのイメージが強いため、キャロットFとのタッグは珍しい印象です。

とはいえ、2021年のホープフルSを制したキラーアビリティはこのタッグでしたね。

斉藤調教師は、クロノジェネシスを擁しても阪神JF・桜花賞・オークスを勝つことができませんでした。

アランカールでリベンジどころか、牝馬3冠すら視野に入れているでしょう!

アランカールの主戦騎手について

北村友一騎手

アランカールの主戦騎手は、北村友一騎手です。

「斉藤厩舎×北村友一騎手」といえば、今年のダービー馬クロワデュノール。

また、有力2歳牡馬の一角「ベレシート」もこのコンビです。

有力馬をこぞって北村友一騎手に依頼しているということは、それだけ信頼が厚いのでしょう。

唯一の懸念点は、クロワデュノールが年末に香港遠征した場合、アランカールに乗れない可能性があること。

そのケース以外は、落馬負傷・騎乗停止等が無い限り、乗り替わりは無いと断言できます。

アランカールの次走情報まとめ

今回は、注目2歳牝馬「アランカール」の次走情報をご紹介しました。

デビュー2戦は、ブエナビスタやハープスターを彷彿とさせる豪快な末脚で快勝。

レベルが上がる次走以降でどのような走りを見せるのか、今から楽しみですね!

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