良血馬ロスパレドネスは次走どこへ向かう?血統や厩舎の傾向から分析してみた!

今回は、注目2歳馬ロスパレドネスについてご紹介します。

先日引退を発表したジオグリフの全弟にあたる良血馬で、新馬戦では中団から直線で弾けて圧勝。

今後の動向も気になるところなので、ガチ競馬がロスパレドネスの次走情報をお届けします!

執筆者:川田 正和
競馬歴30年以上。大学在学中よりデータ分析を用いた競馬研究を開始し、卒業後はスポーツ紙や専門誌への寄稿を多数行う。過去に予想屋としても活動していて、重賞を含む数多くのレースで万馬券を当ててきた。これら経験と知識をもとに、競馬に関する有益な情報発信、そして競馬予想サイトの健全性を見極める専門家として活動を展開している。

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ロスパレドネスの基本情報

ロスパレドネス

出典:東スポ競馬

馬名 ロスパレドネス(牡2)
生年月日 2023年4月9日
ドレフォン
アロマティコ
母父 キングカメハメハ
近親馬 ジオグリフ
調教師 木村哲也(美浦)
馬主 サンデーレーシング
生産者 ノーザンファーム
戦績 1戦1勝
獲得賞金 750万円

冒頭でも紹介しましたが、ロスパレドネスの兄は皐月賞馬のジオグリフです。

良血馬として注目される中で、新馬戦は直線で楽々抜け出し快勝しました。

鞍上のルメール騎手は「楽勝でした」とコメントを残しており、能力を絶賛。

一気に来年のクラシック戦線の有力馬として、名乗り上げました。

ロスパレドネスの次走情報は?

ロスパレドネスの次走は、札幌2歳ステークス(G3)で確定しています。

出走予定馬を見る限り、ロスパレドネスは1〜3番人気に押されることでしょう。

相手はショウナンガルフ・スマートプリエールといったところでしょうか。

ここで賞金を加算できれば、暮れの2歳G1にも問題なく出走できます。

賞金加算とは言わず、馬の能力を踏まえると楽勝しておきたいところですね!

なんJなどの掲示板での評価・次走の予想は?

ロスパレドネスの次走について、競馬ファンからはどのような声が上がっているのか。

2ちゃんねるや、netkeibaの掲示板での書き込みを見ていきます。

兄の分まで頑張って、ワイのPOG馬!

兄貴は偉大だったよ。君も偉大になってほしい。

わざわざ札幌にもルメールジョッキーを一日遠征させて臨むとは当然ながら相当な勝負気配

新潟2歳Sのリアライズシリウスと同様、今度はこの馬が
怪物ぶりを見せてくれる番だと期待してます

兄貴と同じ札幌2歳ステークス行くか。楽しみだね。

前走はパドックで絶対種牡馬になるという強い意志を出したから兄と同様ここは通過点なハズ

これほどの馬が出ることは少ないが、
福島の新馬戦だからなぁ…

偉大な兄であるジオグリフと同じローテを歩むということで、兄のような活躍を競馬ファンは期待しています。

新馬戦のパドックでかなり馬っ気を出すなど気性面が不安視されていますが、それ以上にレースの強さのインパクトが強いようですね。

札幌2歳ステークス後のことを言っている方は少ないですが、同レースで勝利すれば更に盛り上がることでしょう。

ロスパレドネスの血統から考えるレース適性

まずは、ロスパレドネスの血統表を見てみましょう。

ロスパレドネスの血統表

「父ドレフォン×母父キングカメハメハ×母母父サンデーサイレンス」というジオグリフやデシエルトとかなり近い血統馬。

ドレフォン産駒といえば、札幌競馬場を始めとする洋芝に強いため、札幌2歳Sはピッタリな馬場です。

事実、兄のジオグリフも札幌競馬では連を外したことがありません。

新馬戦ではそこまで相性が良くない福島競馬場で圧勝しているため、札幌2歳Sでは新馬戦以上に力を発揮できる可能性が高いでしょう。

また、産駒の適性距離は2,000m以下であることがほとんどのため「ホープフルS・朝日杯FS→皐月賞」の後はダービーに向かうのか、NHKマイルCに向かうのか、海外に向かうのか、注目が集まりますね。

ロスパレドネスの馬主・調教師から考える今後の展望

kimuratetsuya

ロスパレドネスの馬主は「サンデーレーシング」(画像右の勝負服)。

言わずとしれた、No.1馬主クラブです。

管理するのは、木村哲也調教師。(画像左)

このコンビといえば、兄のジオグリフやレガレイラなどでG1を6勝している黄金タッグです。

これを踏まえると、ジオグリフと同じローテで進んでいく可能性が高いでしょう。

ちなみに、ジオグリフの2歳〜3歳のローテは⋯。

  1. 札幌2歳S
  2. 朝日杯FS
  3. 共同通信杯
  4. 皐月賞
  5. 日本ダービー

全く同じとは言い切れませんが、このローテを目標として調整していくと思われます。

また、ジオグリフはダートG1や海外G1にも挑戦してきました。

本馬もそのような競走馬生活を歩んでいくかもしれませんね。

ロスパレドネスの主戦騎手について

ルメール騎手とサンデーレーシング

ロスパレドネスの主戦は、C.ルメール騎手。

「サンデーR×木村厩舎×ルメール騎手」は、毎年のように有力馬がデビューする定番タッグです。

札幌2歳Sでは、ロスパレドネスに乗るためにルメール騎手が北海道遠征するとのことで、本馬への期待が伺えますね。

ちなみに兄ジオグリフは、共同通信杯までルメール騎手が乗っていましたが、皐月賞はイクイノックスに騎乗したため鞍上は福永祐一騎手で制覇。

このケースのように、他の有力馬と被らない限りはルメール騎手の継続騎乗となるでしょう。

ロスパレドネスの次走情報まとめ

今回は、良血馬「ロスパレドネス」の次走情報をご紹介しました。

新馬戦での強さは未だに印象的で、来年のクラシックでは主役になりえる1頭。

まずは血統的にピッタリな札幌2歳Sを制して、暮れのG1に出走してほしいですね!

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