【注目2歳馬】ゾロアストロの次走はどこへ向かう?血統や陣営の特徴から今後を展望してみた!

1勝馬ながら、世代最強と囁かれるゾロアストロ」。

未勝利戦を強烈な上がりタイムで制した1頭は、次走どこへ向かうのか。

ガチ競馬が血統や陣営の特徴・傾向から、次走以降について徹底解析していきます!

執筆者:川田 正和
競馬歴30年以上。大学在学中よりデータ分析を用いた競馬研究を開始し、卒業後はスポーツ紙や専門誌への寄稿を多数行う。過去に予想屋としても活動していて、重賞を含む数多くのレースで万馬券を当ててきた。これら経験と知識をもとに、競馬に関する有益な情報発信、そして競馬予想サイトの健全性を見極める専門家として活動を展開している。

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ゾロアストロの基本情報

ゾロアストロ

出典:東スポ競馬

馬名 ゾロアストロ(牡2)
生年月日 2023年3月1日
モーリス
アルミレーナ
母父 ディープインパクト
近親馬 ヘルヴェティオス
調教師 宮田敬介
馬主 サンデーR
生産者 ノーザンファーム
戦績 2戦1勝
獲得賞金 860万円

ゾロアストロは、来年のクラシック主役候補の1頭です。

というのも、未勝利戦の勝ち時計・ラスト5Fがイクイノックスやリバティアイランドに匹敵するタイムを記録。

モーリス産駒ということもあり気性に難しさはあるものの、素質は世代No.1と言って遜色ありません。

ゾロアストロの次走情報は?

ゾロアストロの次走は「サウジアラビアRC(東京芝1600m)」と発表されました。

「東スポ杯→ホープフルS」という予想もありましたが、未勝利戦から距離を短縮してマイル路線へ。

やはりモーリス産駒であることから、マイルの方が適性があるという陣営の判断でしょう。

となると、今年の最終目標は「朝日杯FS(G1)」一択。

朝日杯FSで勝って来年のクラシックに向かうためにも、サウジアラビアRCでは楽勝といきたいところです。

なんJなどの掲示板での評価・次走の予想は?

ゾロアストロの次走について、競馬ファンからはどのような声が上がっているのか。

「2ちゃんねる」や「netkeibaの掲示板」での書き込みを見てみましょう。

サウジアラビアRCと決まったなら応援するのみ。
勝って朝日杯へ!

前走の勝ち方見た後にマイルに戻るのはちょっとガッカリするな…

「マイルも勝てる中距離馬」が証明できるようにマイルの重賞しっかり勝てるといいね。

グループの使い分けで2歳秋は次走待たされる事が多いですが、次が決まって何よりです

クラブの使い分けですね
アイビーSにベレシートが決まったから

サウジRCなんだ
新馬と同じ負け方だけは無しで頼むわ

1800でいい勝ち方したのにマイルの忙しい競馬に戻す必要まったくないよ
先のことも考えてもまた使い分けの犠牲になるの勘弁してほしいわ

モノポリオとの使い分けだね。
サウジアラビアRCなら2着でも賞金加算できるのはいいけど、アイビーS使う馬の方が天栄の期待は上なんだろうなぁ

多くの競馬ファンが、ゾロアストロの素質の高さを認めています。

だからこそ、距離短縮については賛否両論。

それどころか「否」の方が圧倒的に多い印象です。

新馬戦(1600m)で2着・未勝利戦(1800m)で1着になった馬なので、同オーナーのモノポリオやベレシートとの使い分けによって、マイルに戻されたと思っても仕方ありませんね。

一ファンとして落胆する気持ちは分かりますが、ひとまずは朝日杯FSでG1馬になるべく、サウジアラビアRCで勝利するしかないでしょう。

このレース選択が英断だったと言われるほどの圧勝劇に期待ですね。

ゾロアストロの血統から考えるレース適性

まずは、ゾロアストロの血統表を見てみましょう。

ゾロアストロの血統表

ゾロアストロは父モーリス・母父ディープインパクトという血統。

昨年のサウジアラビアRCを制したアルテヴェローチェと同じ配合ですね。

産駒の距離適性は短〜中距離で、2400m以上のG1を制したことはありません。

それを踏まえると、ゾロアストロの適性距離も1600m〜2000m位でしょう。

もちろん、長距離適性を見出だせれば来年の日本ダービーを目標にしてほしいですが⋯。

基本線は「朝日杯FS→皐月賞→NHKマイルC」というローテになることが予想されます。

ゾロアストロの馬主・調教師から考える今後の展望

ゾロアストロのオーナーと調教師

ゾロアストロの馬主は「サンデーR」。(画像右)

毎年のようにクラシックを制しているNo.1馬主クラブです。

管理するのは宮田敬介調教師。(画像左)

ゾロアストロと同じく、サンデーRのブレイディヴェーグでエリザベス女王杯を制しています。

ただ、毎年有力と言われる2歳馬を管理するも、なかなか結果が出ていないのが気がかり。

まだ7年目の若手調教師ではありますが、ゾロアストロでG1を制して調教師として名を馳せたいところでしょう。

ノーザンファームで長年勤務していた経験を活かし、ゾロアストロの気性難の部分も上手く矯正してほしいですね。

ゾロアストロの主戦騎手について

ルメール騎手とサンデーR

ゾロアストロの主戦は、C.ルメール騎手です。

宮田厩舎で唯一のJRA.G1馬ブレイディヴェーグと同じ「宮田厩舎×サンデーR×ルメール騎手」のタッグ。

陣営と関係性が深いことや、未勝利戦後に「伸び代がまだまだあって楽しみ」とコメントを残していることを踏まえると、大きなトラブルが無い限り、乗り替わりは考えにくいです。

また、ルメール騎手は同オーナーのモノポリオの主戦も務めているため、レースを使い分けざるを得ないという背景もあるでしょう。

レースを使い分けてでも、ゾロアストロの気性面・スタートの不安を熟知しているルメール騎手の継続騎乗が好ましいですね。

今週の重賞レースのプロ予想はこちら

今週のプロ予想(10/11~13)

ゾロアストロの次走情報まとめ

今回は、ゾロアストロの次走について考察しました。

未勝利戦を強烈なタイムでぶっちぎった1頭は、どのような競走馬人生を歩むのか。

素質は世代No.1と言っても過言ではないので、次走以降に大注目です!

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